今日は、海外植民学校跡地と北沢川溝が谷支流に行ってきました。
結論としては、池の上こそ川跡わくわくポイントだった、ということでした。
海外植民学校跡地 §
海外植民学校は、きむらたかし@三田用水さんが紹介されている施設です。
問題も多く金もないこんな時期だからこそ、どどーんとゴージャスにどこかに行こうかと思っていましたが、候補地として手近なここのことを考えているうちに、ぜひ行きたいと思えてきました。
といっても、井の頭線池の上駅の近くですが、何も残っていません。このあたりらしいのですが。
おおざっぱに跡地らしい場所をひとまわりして終わり。
北沢川溝が谷支流 §
海外植民学校跡地の西側は谷になっていて、北沢川溝が谷支流の跡らしいので、北沢川との合流点まで歩き、更に井の頭線を渡って水源地と思われる松蔭学園付近まで歩き、更に三角橋交差点まで行って戻ってきました。
しかし、下北沢を通る森厳寺川の場合と同じように、ただ道が続いているだけかと思いきや、ワクワクポイント多数。
「こ、これは」という狭い横道多数。中には、行き止まりの道もあります。草ぼうぼうの道もありました。
更に極めつけはこれ。
「暗渠ロードが現れた♪」
まさにきらめく光に打たれた思い。
2本平行した流路も割とよく道路に残存しているし、高低差もはっきりと見えるし、まさにわくわくポイント認定。中途半端に整理された下北沢より池の上の方が面白い!
更に分かってきたこと §
つまり、駒場の東大など学校が並んでいる箇所は、北沢川溝が谷支流、空川、三田用水などで囲まれた一種の「特に攻めにくい場所」であり、やはり西から東京を守るための拠点となることが意識されているように思えます。だから、ほとんど川の東側にあるわけです。一方で海外植民学校跡地は川の西側にあってセオリーから外れるように思えますが、これは当然なのです。なぜなら、海外植民のための学校が作られるということは、内乱よりも海外進出を重視したということであり、国内に対する防衛拠点になる必要がありません。